10数年ほど合格者が出ていなかった1級婦人子供服製造縫製技能士でしたが、昨年弊社より合格者が出ました。今年は2名が受験しました。
1月27日(日)福山ポルテクカレッジにて学科試験 2月10日(日)弊社実技試験がありました。
実技では、AM8:00~16:00までの6時間で、2着のJKを完成させなければなりません。今年は作業途中アイロンから蒸気が漏れて熱くて触れなくなるというハプニングが発生し作業が10分間(時計も止めました)中断するという事件もありましたが、2名とも規定時間前に2着完成する事が出来ました。
加富屋株式会社は、何年も連続して技能検定(国家試験)に社員の立候補を募り実行させ、ライセンスの取得をしています。それは社員の一生の宝物です。宝物を取得する為の練習・試験料は会社負担で行います。合格者には給与の中に技能級として付与されます。加富屋は来年度以降も引き続き地道に社員の技術向上のお手伝いを行って参ります。
作業場の位置・ミシン・アイロンの移動など協力して頂きありがとうございました。結果は後日ですが『合格』間違いないでしょう!
感想
時間内で完成出来るか不安だった技術試験ですが、受験する二人で協力しながら、パターンの縫い代やノッチ(切込み)を縫いやすいように何度か修正し、縫い順を変更したりする事で時間短縮出来ました。試験当日は“綺麗に丁寧に縫う”気持ちのゆとりもあり、仕上げアイロンもでき、時間が余るくらいでした。受験したいという気持ちを会社全体でサポートして頂きありがとうございました。おかげ様で無事試験を終える事が出来ました。あとは発表を待つばかりです。良い経験になりました。
2名揃って満開の桜が咲くことを社員一同願っております。